品川区・武蔵小山のヨガスタジオ、ASTIの絵里です。
みなさんは前屈は得意ですか?
「私、体が固いんです」という方の前屈を見させてもらうと多いのがこのパターン
腰から上半身の重さをぶら下げて行う「ぶらり前屈」
足と胴体の間に広くスペースがあいていて、曲げている位置はおへそ辺り。
「ぶらり前屈」もレッスンの時にお休みのポーズとして入れる事はありますが、解剖学的に正しく前屈を行うと、曲げる位置は股関節になります。
実は前屈を習った時に私が感じたのが「あれ、これお辞儀と一緒じゃん」でした。
前屈が苦手な人は、まずはお辞儀と関連づけて考えてみましょう。
目指したいのは横から見た時のライン
航空会社に入社後、始まった訓練では、とにかくひたすらお辞儀の練習をします。
頭が主導でペコリとするのではなく、背骨と頭を1本の棒のようにつなげたままで行います。
※余談ですが「頭を下げる時よりも、戻す時を長めにする」ことで優雅で丁寧な印象になります。
変化しているのはおへその角度ではなく、股関節の角度ですね♪
前屈を極めると姿勢が良くなる!
綺麗な姿勢を保つには腹筋も背筋も使われます。前屈の練習でだんだん体幹が鍛えられていくと、普段の立ち姿も変わってきます。
スタジオでは60度を目指して練習しています。最終的には90度を目指しますが、まずは近い目標から。
解剖学(アナトミック)に基づいて正しく体を使ってあげると、変化や効果が出やすいです。
ぶらり前屈で重力任せより、お辞儀を練習する方が床に指先が早く付きますよ。お試しください。
背骨のラインと股関節周りに注目したメソッド「アナトミック骨盤ヨガ」はこちら
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